NHKの朝の連続ドラマが終わった。
今の時代の方向性を意識してか、女性が活躍している話が多いような気がする。
私は熱心な視聴者ではなかったが、たまに見ては感動をもらっていた。
『あさが来た』は、幕末から明治、大正時代に、銀行や生保を設立し、後に日本初となる女子大学設立に尽力した実在の人物・広岡浅子をモデルにした物語だ。
ヒロイン・あさは、激動の時代に、“今より少しでもみんなが幸せな世の中の実現“のために生きていた人だ。
女子の教育と地位向上のために尽くした人でもある。
同じ女性として、敬意と憧れの念をもって、テレビの中のヒロインを見ている私がいる。
今の時代だって大変なのに、明治や大正という時代に、女性が意志をもって男性社会の中で先頭を切って新しいことをするのは、すごいパワーだ。
そんな不屈の精神をどうやって持ったのだろう?
分けて欲しいものだ。
いや、見習いたいと思う。
同じ女性ではあるが、テレビの中のヒロインを、別世界の人だと妬ましく見ている私もいる
生まれ育った環境・家柄も“富豪”と称せられる素晴らしいものだったから、
本人としては、もしかしたら“当たり前”のように、動けたのかもしれない。
“いい家柄”でなかったら、もっと何倍もの苦労や障害があったろう、とちょっと歪めてみてしまう。
支えてくれる人が多くいたのは、本人の素晴らしさもあるが、“家”の力も大きいかもしれない。
とはいえ、成功者というのは成功するだけの理由がある。
家柄が良いからという理由だけで、その人たちが皆成功を手にするとは限らない。
成功を成し遂げるためには、成功する理由を、引き寄せなければならない。
それは、精神力もあれば、貪欲な知識欲もあろう。人への気遣いや前向きな行動力も必要だ。
逃げていては何も始まらないし、考えることを止めたら、そこですべては終わってしまう。
素直に柔軟に受け止めることが必要で、反抗や反感ばかりでは、周囲にそっぽを向かれてしまう。
時代がどう変わっても、そこは不変かもしれない。
この春就職する女性の新入社員のうち、将来、課長などの中間管理職以上を目指すと答えた割合がおよそ53%となり、4年連続で増えたとする民間の調査結果がまとまった
働いた結果が、『管理職』というのは、賛成だ。
モチベーションの維持につながるのならいいことだと思う。
結果ではなく過程はどう考えているのだろう?
結婚、出産、育児等、介護…男性も女性も、仕事だけではない様々な局面で選択と決断を強いられる。
成功の定義は人それぞれだと思うが、成功を望むなら、成功する理由を引き寄せなければならない。
それは、精神力もあれば、貪欲な知識欲もあろう。人への気遣いや前向きな行動力も必要だ。
逃げていては何も始まらないし、考えることを止めたら、そこですべては終わってしまう。
素直に柔軟に受け止めることが必要で、反抗や反感ばかりでは、周囲にそっぽを向かれてしまう。
どうしたら、誰もが、それらをやっていけるのか。
目標を高く持つこととともに、しっかり考えていかなくてはいけない時代だと思う。