ビジネスマナーインストラクターの仕事が中心の私です。
【ビジネスマナー=新入社員研修】という公式にもなっているのか、
対象は新入社員が多いのです。
が、弊社は【ビジネスマナー=仕事力】と考えています。
ということは、新入社員さんはもちろん、どの階層の社員さんにも身に着けてほしいのが、ビジネスマナーなのです。
ビジネスマナーの五原則ということを耳にしたことがあると思います。
【挨拶・みだしなみ・表情・ことばづかい・態度】の5つです。
この5つが組み合わさって、来客応対・訪問のマナー・電話応対等々のマナーが出来上がっています。
マナーインストラクターとして仕事をしてもう20年が経過しています。
来客応対も訪問のマナーも電話応対も、時代とともにかなり変化をしています。
ですが、五原則は変わらないのです。
なぜなら、【ビジネスマナー=仕事力】だからです。
そして、そろそろ新型コロナウイルスによる緊急事態宣言も少しずつ緩和されそうですので、
ビジネスマナーをフィードバックしておきませんか?
新入社員のみなさんも、かろうじてマナー研修はうけたものの、
あとはリモートで会社と仕事の研修に明け暮れていたかと思います。
いよいよ人とかかわる仕事が多くなるはず。
準備が必要です。
人とかかわる・・・そう、特に【ものの言い方(言葉遣い)】は意識をして気を付ける必要があります。
私の研修の中では【ビジネス用語】として教えています。
◆久しぶりに出社します。若手のあなたは心意気を伝えたいと思いませんか?
そんな時
「よろしくお願いします。」ですが、
「精一杯頑張りますので、なにとぞ宜しくお願い致します。」と言えたらどうでしょう。
◆仕事を教えてくれたり、ピンチを救ってくれた先輩には
「ありがとうございました。」ですが、
「先輩、とても助かりました。ありがとうございました。」と言えたらどうでしょう。
◆自分の仕事が終わり退社するときは
「ちょっと用事があるので、お先です」と言いますか?
「用事がありますので、お先に失礼します。」ですね。
「申し訳ありません。次の約束がありますので、お先に失礼させていただきます」と言えたらどうでしょう。
「周囲にも気配りができ、きちんとしている」そんなイメージにつながります。
そうです!【ビジネスマナー=仕事力】なのです。
テレワーク等で気づかないうちに自己流になってしまっているかもしれない日常。
意識を呼び起こし、仕事力を磨いておくのも、“今のうち”でしょう。