BLOSSOM通信

ビジネスマナー研修から得るもの

【新年度と新たな気分】

 

新年度が始まり、あっという間に半月。

 

異動になって働く地域が変わったり、部署が変わったり、役職が上がったり、自他ともに何かしらの変化がある月が4月だ。

 

そして、4月1日の入社式に始まり、まだ緊張感も抜けきらないフレッシュマンも多いのではないだろうか。

 

 

 

年度が変わると、私たちの気分も変わる。

 

今までの気分をリセットして、さらに意欲的な気分になる。

 

不安な気持ちももちろん生まれるが、それ以上に何かワクワクしていることが多い。

 

新しい環境は、気分を新たにする、良いきっかけにもなるはずだ。

 

 

 

私どもブロッサムの平成28年度の新入社員研修がひと段落した。

 

今年は92名のフレッシュマンの皆さんのスタートにかかわりながら、講師も気持ちが引き締まる。

 

 

 

 

 

【ビジネスマナーの目的と効果】

 

ビジネスマナー研修は新入社員、接客する担当者のために依頼を受けることが多い。

 

 

 

私はビジネスマナー研修の最初に、「ビジネスマナーとは…」という話から始める。

 

 

 

電話応対やお茶の出し方や名刺交換という『動き』も教えるのだが、

 

胆となるのは「いかに仕事を気持ちよく円滑に進めることができるか」ということ。

 

「いかに互いの満足度を高めるか」ということ。

 

そのための知恵がビジネスマナーという気遣いだ。

 

 

 

ビジネスは勿論、人間社会は感情で成り立っている。

 

感情を満たすことができれば、交渉事もうまくいく。

 

そのうえで、感情で衝突してしまったようなときは、ルールが救ってくれる。

 

この逆でルールありきだと、顧客満足も仕事の充足感も減少してしまう。

 

 

 

感情もルールもバランスよく、柔軟性と客観性を持って対応できる知恵があると望ましいはずだ。

 

 

 

【ビジネスマナー研修のおススメ】

 

新入社員のときばかりではなく、是非適度なサイクルをもって、社員全体がビジネスマナーを振り返ってみるのがお勧めだ。

 

 

 

毎年4月1日に研修をしてくださる北見市の会社がある。

 

入社式後、パートの方も正社員のかたもほぼ全員が「ビジネスマナー研修」を一日受講する。

 

 

 

A社長の想いは

 

「ここ北見や北海道だけで通用するマナーや人材に育ってほしいわけではないのです。東北でも九州でも、もちろん東京でも、どんな地域、どんな企業の、どんな役職の人とも、状況に合わせ対等に、いや、対等以上の人材として成長してほしい、成長させたいとおもっているんだよ!」と教えてくれた。

 

共感そして賛同。

 

 

 

時代が変わっても、ビジネスマナー研修の内容が劇的に変化することはないと考えている。

 

だからこそ『守破離』。

 

基本があり、それを理解すればするほど、そこからの発展や効果が見え始める。

 

周期的に仕事の極意であるビジネスマナー研修を受講することで、仕事に向かう姿勢が変化し、自己信頼という自信につながっていく。

 

自信が無ければ仕事の力はついていかない。

 

 

 

“繰り返し”から生まれる仕事力がある。

2018.4.18