BLOSSOM通信

コロナ渦の新“ビジネスマナー” はどうする?

コロナ渦の新ビジネスマナーは必要か?

先日の朝日新聞の「論の芽」で、【コロナ渦の新ビジネスマナー 本当に必要?】というテーマでクイズ王の伊沢拓司さんへのインタビューが載っていました。

内容は【コロナ渦】と【新ビジネスマナー】なので、
オンライン会議の席次、マスクの柄や色、デジタル名刺交換等について。
コロナ渦と言えばそうですが、従来のマナーも「基本はあるが、状況に最も適した形で使う」のが有用。そのあたりの考え方は変える必要はないと、私は思っています。

ということは【新ビジネスマナー】というのは、少々納得がいっていない私です。

伊沢さんも言っていますが、
「見直すときは、なぜそのマナーがあるのかという理由を考えてみることが大事」です。

伊沢さんの回答は“こうしろ”というものはありませんでした。
「まず、自分と他人の判断基準は違うという前提に立つ必要があると思います。そのうえで、相手には寛容になり、自分では自然な敬意の範囲でできるものを取り入れる。不自然な我慢ではなく、自然な敬意を重視すれば、長い目で見た時に利があるはずです」

本来のマナーの意図・意味は「相手が仕事がしやすいように」と私は教えています。
相手が仕事がしやすければ、自分も仕事がしやすくなります。
双方良しでなくては意味がありません。

ということで先出の3つは
①オンライン会議の席次
これは、席も何もないので、また、ZOOM等では複数人の参加の場合、勝手に画面が入れ替わることもあるので、【席次はない】と考えて問題ないでしょう。

②マスクの柄や色
オンラインで自分とPCだけの場合は、マスクは外しても問題はありません表情も伝わりやすくなり、顔もしっかり見せることができます。
このコロナ渦で対面や仕事の際のマスクは、私は【白色が基本】としておくとよいです。
男性のワイシャツも白色がフォーマルと位置付けられているので、マスクも準じて考えるとよいです。
奇抜は柄や色は、顔の半分を覆ってしまうマスクに用いると、それだけで印象になってしまう可能性が高いです。

③デジタル名刺交換
必要があれば交換をするとよいですね。紙の名刺と考え方は同じでよいのではないでしょうか。

と、参考になるところがあれば是非参考にしてください。

歌は世につれ余は歌につれ~~などと言う名セリフがありましたが、
マナーも時代や環境と共に変化せざるを得ないと考えています。
時代はその時の“経済・環境・文化・ 産業”等の影響も大きいですね。
そして、
マナーは常識に近い捉え方もできるので“不変”というイメージもぬぐえませんが、実はマナーは常に変化ありきです。
相手によって、立ち位置によって、その場の状況によって、様々な角度から考えてその場で最も適した言動を選んでいくのがマナーです。

ということで、ビジネスパーソンとして、一度はきちんと【マナーを学び習得をする】ことをしておくとアレンジが利きます。