BLOSSOM通信

『一年の計』はフィードバックにあり

So little done,so much to do.
(達成したことは非常に少ない、これからやらねばならないことは多い)
 
一年一年、年を重ねると、達成とまではいかなくても、やってきたことがたくさんあるような気がしてしまう。
これも、あれも、手を付けて、それなりにやってきたのだ。
これ以上、やることがあるだろうか?
・・・・・そんなふうに考える。
 
じゃあ、達成できたことは何があるだろう?
達成!
達成?
 
目標に対するスタート地点からは確かに進んではいるけれど、『達成!!』などと胸を張っては言えない。
よく見てみると、あれも、これも、それも・・・、スタート地点からは確かに前進しているが、ゴールにはほど遠いところに居る。
 
そうか、まだまだやらなくてはならないことが山のようにあるのだ。
 
新しい年がスタートすると、
当たり前のように、“今年一年の目標”とか“やりたいこと”を考える。
 
一年の計は元旦にあり…とかいう、あれだ。
 
私は新し物好きなので、さほどの違和感もなく、一年の計をたて続けてきた。
しかも、前年のフィードバックなしで!
だから、気が付くと、全部半端、中途半端になってしまっている。
 
勿論、新しく目標設定できること、した方が良いことはある。
そしてそれは、目の前のことだけではなく、もっと全体を見て、その目標の中でどれくらい進んでいるのかということを確認すること、認識することが重要なのだと思う。
 
今年は・・・
こんなふうに、“一年の計”を考えてみよう!
 
1.今現在『うまくいっている』ことは何だろう?
2.それはどうして『うまくいっている』と思えるのだろう?
3.更に今年、何が理想・ゴールだろう?どう進んで行きたいと考えているのか?
4.その中で、まだうまくいっていないものは何だろうか?
5.うまく進めていくために使える、自分の資質は何だろう?
 
成功体験の上に、さらなる成功体験を積むと、自信につながる。
0からの真新しいスタートではなく、足固めをし、そして実はすでに何年も温めてきている目標に近づくための、今年がある。
 
そう捉えると、
自分が大きく見えたり、小さく感じたり・・・。
目標はそこそこ大きい、そしてそこに挑んでいる自分はまだ大きいとは言えない、ということだろうか。
 
さて、
So little done,so much to do.
達成したことは非常に少ない、これからやらねばならないことは多い
 
2014年の仕事がはじまった。
今年も気分よく前進するために、自信と謙虚さを持って、行動していきたい。
 
2014年1月6日