井島先生のおシゴト日記+α

簡易保険加入者協会様 「接遇マナー研修」

一般社団法人簡易保険加入者協会 北海道地方本部様の、全体のコンプライアンス等の研修の時間帯の中の一部で、「接遇研修」を担当させていただきました。

今回の研修には
「お客様への態度」という小テーマを作り、
自身では気が付きにくい自分の態度の癖と傾向を把握してもらうことにしました。

TAの心理ゲーム分析を伝え、
思わずやってしまいがちな人間関係における傾向を把握してもらいます。
人は「救援者」「犠牲者」「迫害者」のどこか役割を演じてしまう傾向があります。
ついつい『〇〇しすぎる』ので、相手からウザイと思われてしまいます。
そしてその癖が永遠に続くとよいのですが、
人は2つ以上の役割を演じることが多く、相手も、自分も納得がいかない、変な気分になってしまうのです。

例えば「救援者」は助けすぎたり、世話を焼きすぎたりする傾向があります。
ところが、そうしているのも拘わらず、相手のリアクションに対し、別の役割がむくむくと沸き上がります。
それが「迫害者」であれば、
「こんなに面倒をみてあげたのに、そのありがたみがわからないなんてダメな奴だ!」と相手を攻めすぎるようになるのです。

これをドラえもんのキャラクターたちに協力してもらいながら、自分を重ねて把握していただきました。

TAの中のこの部分だけをピックアップするので、詳細までは伝えきれなかったのですが、
自然に、無意識に出てしまっているかもしれない自分の言動を振り返る機会になったのではないでしょうか。

そして、この自分が演じるゲームの根底には、実は相手への想いや仕事への責任感があります。その素晴らしい部分もしっかりフィードバックしてほしい重要な要でした。

今年度も、お世話になりありがとうございました。

#心理的ゲーム #自分の言動を把握する #自分ではわからない自分の言動 #人間関係の悪い癖を知る