井島先生のおシゴト日記+α

砂川市 北海道障害者能力開発校にて

砂川市の北海道障害者職業能力開発校で、『就職に向けて』の講話をしてきました。
身体に障害がある方たちが多く、手話の通訳さんも入っての、約1時間の講話です。
 
就職をして就業するにあたって、“当たり前に出来たほうがいい事”に焦点をあて、話しをしました。
大きく2つ。
一つは「挨拶」、二つ目は「雑談ができる」です。
 
『雑談が難しい』と感じているビジネスパーソンが非常に多いのです。
「何をはなそうか?話題がみつからないんだよな・・・・」そう、探すと見つからないものです。
話してみたいなあと思ったら、ちょっとだけ“自分の事”を話してみる。
コーチング等で使われる『Iメッセージ』を使うことがお勧めです。
 
そんな中、一人の男性の質問がありました。
「そんなふうに話せる人は、積極的な人で、実は、そんな話しさえ難しいと思ってしまう人もいるのでは?」という内容でした。
確かに、“話し掛ける”のは、勇気が必要かもしれません。
 
では、最初の一歩はこうします。
話しかけられたり、挨拶をされたりしたときは、無視をせずに返答するなりの何かリアクションをします。
笑顔で返す、うなずきで返す、そのうちに慣れていってことばや会話で返せたら良いですね。
 
講話には、ペアのワークも入れていたので、皆さんがやってくれるか、が少々不安だったのですが、まったく問題なし!
 
和泉校長も「みんな、参加してましたね。私たちの規制や概念では、やらせきれないことだったかもしれませんね」と最後におっしゃっていました。
 
皆さんが、会社で、仕事以外のときも自分の居場所を心地よくするために、参考にして欲しいと思います。
2013.2.18