井島先生のおシゴト日記+α

女性のための…2つのセミナー

女性対象の研修が続きました。

26年度札幌商工会議所の「女性のためのスタートアップサロン」の第4講で

「ビジネスマナーとイメージアップ」のセミナーを担当しました。

こちらのセミナーは起業を目指している女性が対象です。

様々な分野への進出を考えている、29歳から40代後半までの約20名が参加しています。

私も10年前の商工会議所の女性対象の創業塾に参加したので、

懐かしさと、女性の力強さを感じました。

そして、10年前より、仕事の分野の幅が広がり、具体化しているのがスゴイ!!です。

当時ニッチ産業という言葉を聴いて「へえ~」という感じでしたが、

その頃のニッチ産業が、今や王道のように感じられる職種もありました。

時代ですね。

『社長』としてのマナーと自身のブランド創りについての講話です。

来週のセミナーの様子はHBCテレビに出るそうです。

ああ、残念!!

そして、今年度は人事院の教育にも。

こちらは「女性のキャリアアップセミナー」の3日間のなかで『マネジメント』に関わる講話を担当しましした。

将来有望な管理職候補の約30名の女性が対象です

フェイスブックのCOO シェリル・サンドバーグ氏の、スピーチを紹介しながら、女性の仕事に対する意識の持ち方と自身のマネジメントが重要だということを講話してきました。

「“仕事”はチャレンジングであり、評価されるものであり、そして「自分が重要な仕事をしている」と実感できるものでなければならない。」のです。

それを無理なく進めていくマネジメント力には、ヒューマンスキル【コミュニケーション力と人間関係構築力】が重要であり、部下との人間関係・信頼が築けているからこその、チームマネジメントです。

結局は、オトコだから、オンナだから、ではなく、人としてその能力を認められ期待をされたいものです。

ということで、

コミュニケーション力(アサーティブ)がマネジメントに不可欠である、という講話です。

女性が社会に出て、男性と肩を並べて仕事をしていくのは、そう容易な事ではありません。

女性は大変だからです。

そう、子育てもあれば、家事もある。年齢を重ねれば親の介護の問題も出てくる。

…でも、これは“女性”の問題ではなく、“家族(夫婦)”の問題です。

性別に関係なく、避けて通れない問題でしょう。

そして、その時に出くわしたときは『言い訳』ではなく『対策』を考えて、課題を回避する必要があるのです。

その気構えさえできていれば、男女関係なく、能力が認められ評価されれば、上に向かってそのチャンスを手にするべきだと考えます。

“成功”という実感は、社会人として味わう権利があると思います。

「“仕事”はチャレンジングであり、評価されるものであり、そして「自分が重要な仕事をしている」と実感できるものでなければならない。」のです。

そんな想いの、2つのセミナーでした。

2014.11.14