井島先生のおシゴト日記+α

『研修を受ける』=『何かを学ぶ』⇒『何かに気づく(感じる)!』

なぜか、3月は、メンタル面に着目したセミナーの要望が多いです。
 
『人間関係』や『コミュニケーション』をテーマに、再考してみよう、そして次年度へ繋げよう、かもしれません。
 
季節や年度、進路や人事の変わり目には、その全てがストレッサーとなります。
働く私たちに、ストレスとして知らず知らずのうちに大きくのしかかってきます。
避けられないほど、当たり前の事で、よいストレスとしてモチベーションをあげることにもなるのですが、“ストレス”というと、どうも良くないイメージが先行してしまいますね。
 
そして、悪いストレスとなる理由を、『人間関係が良くないから』とか『コミュニケーションが不足しているから』と理由付けされることが少なくないのが現状です。
 
職場内で、少しでも、心の健康を保って仕事ができるようにと、
この時期、メンタルケアを意識したコミュニケーション等の研修のご要望をいただきます。
 
ということで、この2週間ほど、札幌を出て、自衛隊の駐屯地を中心に、あちらこちらでの仕事でした。
 
メンタルの強化とケアのために、『研修をする』ことの効果が注目されています。
もちろん、心理的な研修は効果があるでしょう。
そしてそればかりではなく、
 
『研修を受ける』=『何かを学ぶ』⇒『何かに気づく(感じる)!』
 
というのが、心を健康に保つためのカンフル剤となったり、ビタミン剤となったりするのです。
 
人は何歳になっても、どんな立場になっても『感じる』アンテナを低くしてはいけません。
『感じる』アンテナは『学ぶ心』を通して、維持できるのだと考えています。
 
心を豊かに、目線をあげて、心と思考の健康に努めたい、これからの季節ですね。
2012.3,27