井島先生のおシゴト日記+α

「プレゼンテーション」は意図と意識を持って!!

9月は札幌にも支社がある大手建設コンサルタントの会社様で、2テーマを3日で研修を実施させて頂く機会がありました。
その一つのテーマが「プレゼンテーション」です。

さて、
ふだんから仕事の大部分としてやっているのが、プレゼンテーション。
特に会社が大きいと、フォーマル・プレゼンテーションも頻繁にあるようです。

プレゼンと聞くと、やはり複数人の前で説明や提案をするフォーマル・プレゼンテーションが一番に頭に浮かびます。

ですが、プレゼンテーションの広義の定義としては、交渉や上司への相談、営業や会議もプレゼンテーションです。
ビジネスパーソンがいったん口を開くと、それはもうプレゼンのスタートということです。

と言うことで、今回の2日間は狭義・広義の意味合いを捉え、『プレゼンテーション力をアップする』ことを目的に行いました。
勿論、理解した内容を踏まえての、実習もします。

あたりまえのことですが、プレゼンテーションの目的は【相手を行動させる】ことにあります。
そのためには、伝えたことを【理解】し、【納得】してもらう必要があります。

プレゼンテーションを実際に行う時は、

①相手の賛同を得、こちらの意図することを行動させる、つまり結果につなげる!
そのことにこだわらなければプレゼンではなく、雑談になってしまうということを理解していなければなりません。

そのために

②自分が伝えたことを理解させ、納得させなくてはならないのです。
聞き手が理解をしてくれるように、納得できるように、聞き手目線でのプレゼンテーションも必要となるということです。
とはいえ、プレゼンの中身については不変です。
表現方法を柔軟に変化させ、聞き手の納得につなげていくということです。

そこまで考えてのプレゼンテーションであり、そこまでやるから効果がでるのです。

プレゼンテーション=話しかた、程度に考えていたのでは、結果の出ない、不評を浴びるプレゼンテーションでしかない、ということです。

話すことは簡単ではりません。
でも、あまりに普通に生活や仕事の中で行われていることなので、『どうすると上達するのか?』わかるようでわからない分野です。

研修の終盤は、各自のプレゼンテーション。
意識をすると、口も手も思うようには動かなくなってしまうようですが、
意識をして、聞き手目線に立って、いかに行動へと導いていくか!

プレゼンテーションの上達の極意は、リハーサルです。
意識してやっている事が、無意識ででき、相手には自然に見えるようになることです。

参加された皆さんのこれからのご活躍を祈念しております。