9月16日、札幌商工会議所で「女性管理者研修」を担当させて頂きました。
札幌商工会議所では、既に数年も前から、同様のカテゴリーで、研修をしています。
今年は政府の方針もあり、女性管理者育成に関しての研修の機会が増えているように思えます。
数年やっている、とはいっても、毎年内容は眉間にしわを寄せながら考えています。
その時々の環境で、女性の考え方も、また女性に対する考え方もずいぶん異なるからです。
始めたころは「女性リーダー」「女性管理者」といっても、
ご本人にはなかなかその意識が無い、またはそのポジションを求めていない、という女性が多くいたように思えます。
勿論、環境も女性には優しくなく、仕事がやりにくかった部分も山のようにありました。
あっという間に、
いい意味で、たくさんの大きな変化があったと感じています。
今年は32名の女性管理者が参加をしてくださいました。
皆さん、意識を持った素晴らしいかたばかりです。
帯広から日帰り、という方もいらっしゃいました。
私は、地に足をつけた研修・セミナーを目指しているので、
今回のカリキュラムには
・アサーション
・男と女の脳の違い
・NLPのワーク
等々を織り交ぜながら、その場で納得、そしてすぐに実践できるものを、提供するようにしています。
さあ、今日から女性管理者の皆さんは、何かを仕事に活かして下さっている事でしょう。
女性のキャリア・デザインは、年代ごとに課題が多く、ハードルが高いと感じています。
◇20歳代 ⇒結婚・家庭と仕事の両立。忙しさに無力感を感じることもあるでしょう。
◇30歳代 ⇒出産・仕事と子育ての両立。周囲と自分の人生の選択をついつい比較して悩んでしまうことが在るのです。
◇40歳代 ⇒責任が重くなり孤独感・疎外感に落ち込むこともあります。そして体の変調も受け入れがたい時期です。
そんな、何かしらの不安や現実の悩みを吹き飛ばすパワーを持っている「北海道の女性管理者」がますます充実感を持っていい仕事を進めて行くことを、応援したいと思います。