札幌商工会議所にて、「新人基礎研修」というテーマで、基礎編と応用編に分けてビジネス研修をさせて頂きました。
3月の13、20日のそれぞれ各一日の研修です。
おかげさまで3年目。
4月1日の入社式よりも前から、仕事をスタートしている方や、中途採用で働き始めた“新人さん”を対象とした、ビジネスマナー研修です。
副題は「会社では教えてくれない社会のルール」。
より実践的に、より即戦力として使えるようにとの想いがあります。
20名弱の参加者は、勤務先も年齢もバラバラですが、“新人”としていろいろ考えてもらいます。
頭の中では、常識的に、また一般的に答えを出すことができるのだと思います。
しかし、実際に行動に移していくと、せっかく考えてもっともらしい答えを出したにもかかわらず、すっかり忘れてしまい、言動不一致なことをしてしまう。
新人に限らず言えることですが、そこの意識を持てる者が、仕事の楽しさを知るのだと、私は考えています。
「社会人になると、時間の管理や時間厳守が求められる」と自らの口と言葉で言ったわりに、
ビジネスゲームが時間内にできなかったことに対して、反省や、フィードバックがテキトー。
「もし、これがゲームでなくて仕事だったら、どうするのか」と喝を入れます。
仕事の就業時間内に起こることは、まずは“仕事”と捉えて、時間にも結果にもこだわる、意識を持つことが重要だと、思ってほしい。
会社では、「仕方ないなあ」と誰かが尻拭いをしてくれる時代かもしれません。
新人の早期離職を防ぐために、やや甘くせざるを得ないのも、わからなくはない実情があると思います。
そして、私は“一講師”なので、『会社では教えてくれない社会のルール』で喝を入れます。
なぜなら、人はハッとしないと、気が付かないからです。
良いことも悪しきことも、ハッとするということは『気が付く』といういうこと。
来週は応用編。
基礎編の参加者のほとんどが、また参加してくれるそうです。
さらなる『気づき』につなげ、彼らが良い仕事人になるよう、また喝を入れていきたいと考えています。