1月20日に富良野市の通年雇用促進支援事業『人材育成セミナー』にて、講演させて頂いた。
テーマは2つ。
1.今の若者の指導法
どの企業も、どの事業主も、人事の育成とモチベーションアップは大きな課題だろう。時代が変わり、昔のような指導法では効果が期待できないというのも、悩みの種だ。
2.職場環境とメンタルヘルスの捉え方
昨年末から企業でのストレスチェックが義務化された。
今回は事業主が実践できるメンタルへヘルスチェックとカウンセリングについて話をした。
TA理論を理解してもらうと、より“分析と対応”がしやすくなると考え、今回の講話にはTA理論(交流分析)を取り入れた。
自分と他者のコミュニケーションの癖や性格の違いが明らかになれば、
そこに“対応”のヒントが見えてくる。
イマドキの若者は、一見似ていて、実はそれぞれ非なるモノ。
少々面倒だが、一人一人に合わせたコミュニケーションや指導が求められる。
そのためには、目の前の一人一人の特性や能力を見極めて、適切な指導を考えなくてはならない。
TA理論を活用すると、相手の言葉癖などからその人の特性を判断することができる。
メンタルチェックは、事業主が会社全体の環境を常に把握し、そして個々の部下ときちんと話をする時間を持つことができれば、WEBでテストを受けるより充実するはずだ。
当然だが、職場等の環境がどうかで、社員の仕事・行動は左右される。
その“環境”のカテゴリーのひとつに『部下を認める』という項目をいれる。
人は適正に認められれば、モチベーションもあがり、ストレスはプラスへと働く。
TA理論を活用すると、このような視点から判断し行動することができるようになる。
昨今、人材確保が難しい時代と言われている。
確保出来た貴重な人材を、育成という信頼関係を育てることで、よき人財にしていきたいものだ。
そんな想いで講話をさせてもらった。
2016.2.3