旭川市の新卒未就職者人材育成雇用プログラム事業(緊急雇用創出推進事業(地域人材育成事業))の座学のプログラムが、8月末日でひと段落しました。
約二ヶ月間の座学は、
ビジネスパーソンとしての、物の捉え方・行動の仕方、そして電話応対を基本としたビジネスマナーの勉強です。
同時に、販売士やサービス接遇の資格取得に向けた勉強と、パソコン操作も実践で勉強します。
これを全て真面目に、果敢に習得すると、若いけれど、気が利くフレッシュマンになります(笑)!!いや、ホントです!!
講師の私はもちろん、就業をサポートするスタッフの小林さん、森本さんの二人も、ぽわ~っとして、まだまだ学生気質の抜けない若者たちに、『仕事の楽しさや重要性を伝えよう!』と、今年の残暑以上の熱気で、時間を共有してきました。
二ヶ月・・・たった二ヶ月、されど二ヶ月。
若い人たちは、顔を上げ、前を向き、自分の言葉で語れるようになりました。
本人たちは「自信がついた!」といいますが、持っていた自分のリソースに気付いたということでしょう。
私は、それが、いつも嬉しい。
正直、大目に見ても、電話もまだまだしどろもどろだし、敬語も曖昧だし。判断の仕方も甘いし、リーダーシップも発揮しきれていないかも。
9月からのOJT先の先輩や上司に叱られることも、あるかも知れませんが、彼らが前進し始めたことは、まずはスタートできたということ。
昨夜遅くに、こんなメールが
研修生Kです。
夜分遅くにメール失礼致します。
井島先生名刺いただきました。
ありがとうございます!
僕は本当に井島先生の講義受けられた事に感謝しています。
1カ月という短い期間ではありましたが、自分がアグレッシブ、ポジティブになれたのは先生のおかげです!
今は仕事で多々悩む事もありますが、今よりもっと成長した自分をみせれるよう頑張ります!またお会いできる日を楽しみにしています!失礼致します。
Kさんは、専門学校で学んだスキルと資格を活かし、メンバーの中でも一番最初にOJT先が決まり、仕事をしています。
忙しい職種に、しかも繁忙期に入ったのだから、その苦労は、目の前にしなくても、痛いほど伝わってきます。
何か、私との出逢いがプラスに動いてくれれば・・・
人との出会いは偶然ではなく、必然だといいます。
私にとっても、彼や、多くの研修生にとっても、共有した時間が意味のある必然である事を信じています。
2012.9.4