井島先生のおシゴト日記+α

フォレスト・リーダー

皆さんは『フォレスト・リーダー』という職務をご存知でしょうか?
広く林業を仕事としている方たちの中でも、仕事の軸となり次の時代の後継者に仕事を継承していく、重要な役割を担い、果たす人たちをフォレスト・リーダーと呼ぶのだそうです。
 
その研修カリキュラム(全てのカリキュラムは3週間もあります)の半日程度なのですが、「リーダーシップ研修」という、ヒューマンリレーションに軸を置いたリーダーシップの研修を担当させていただいて、もう5年くらいが経つでしょうか。
 
どの職種、その企業も、世代交代を余儀なくされた中で、事業や職務・技術・能力の継承は簡単ではありません。
 
一昔前は“新人類”とか“宇宙人”などと、ほほえましい部分も交えながら若い世代との交流と技術継承ができていましたが、
現在の世代ギャップは、“新人類”以上のもどかしさがある事を否めません。
 
林業に就いている方は、技術者が多く、ご自身が力をつけてきた道のりを考えると、本当に世代の違いが色濃いはず。
では、どのように部下を育て仕事を教えていくかを考えると、頭が痛くなるのではないかと想像してしまいます。
 
そんな時代背景のなかで、今の若者の物の捉え方と自己表現法を理解し、リーダーシップを遺憾なく発揮するためのコミュニケーション力につなげていただけた事と思います。
 
研修の中で、皆さんの『リーダー像』をまとめてみました。

 
2012.1.23