今週は一週間、某大学で、『秘書検定2級受検対策講座』でした。
私が担当させて頂いて、もう4年目ですが、年を追う毎に受講者が増し、今年度は58名です。そのうち男子学生が10名です。(写真)非常に嬉しいです!
秘書検定も2級となると、そう簡単に合格できるものではありません。
社会人になって、常識やマナーを知っているつもりでも、実際に勉強してみると思った以上に苦戦するはずです。
私は、大学生が就職活動を前に、また社会人になるための予備知識として、秘書検定2級を学び、受検してみることに賛成です。必須科目にしても良いと思っているくらいです。
なぜなら、秘書検定2級の内容は社会人として理解し身につけておかなければならない事柄の基本をすべて網羅しています。
実際には
①社会人としての常識
②仕事上での判断力
③礼儀作法
④会社・組織とは何か
⑤仕事や組織での自分の役割
について、様々なシチュエーションで問われても、より適当な結論を考えることが出来るように勉強します。
入社1~3年で、上記の内容が身についていたら、最高の人材でしょう。
私が採用担当者なら、志望動機で素晴らしい夢を、誇大な自己アピールと共に語る人より、会社とは、組織とは、そこで自分がすべき役割を理解している人を採用するでしょう。
組織では、まず人や仕事の“補佐”から仕事や人間関係を知ることが始まるからです。
今年度の58名の大学生(1年~4年生)は、毎日6時間半の授業中、本当にしっかり、一生懸命受講していました。
これから就活をする上でも、自分の“強み”や“自信”につなげてくれると思います。
2009.8.22