道都大学で、この時期、「就職活動に向けてのマナー講座」をしています。
道都大学の学生さんたちは、学業もさることながら、スポーツに於いても精神を鍛え結果を出している優秀な若者が多く、スポーツマンらしい実直さが伝わってきます。
スポーツ一筋で過ごしていて、世間の事に目が行っていないということが、学生部の先生たちの心配でもあるようです。
マナー講座では『企業側が気にする外見のチャックポイント』を中心に、合同説明会での行動、面接会場で気をつけなければならない事を話しています。
3年生向けの最終のガイダンスまで、学生部の先生たちが手取り足取りのきめ細かな指導があります。
それを受け、私は本当に最後の確認として、清潔感や誠実さと就職への意欲をきちんと人事担当者に伝えるための外見力(マナー)の強化と言うところでしょうか。
人事担当者の3つのチェックポイントは
①対面影響力
②口頭表現力
③要点把握力
と、私は教えています。
特に“対面影響力”は第一印象でもあり、『好感が持てるか』という、いたって簡単明瞭な事なのですが、これがなかなか難しいところです。
きちんと背筋を伸ばして立つ、歩く、座る。
動と静(止め)のメリハリのある言動。
相手にしっかり心身を向けて対応する。
言うは易し・・・です。
学生気分から、ビジネス気分への切り替え時期に、いい刺激になっていると思います。
2012.2.1