今週は、自衛隊のカウンセラーの皆さんを対象にした、講座がありました。
NLPの認知度と興味・関心度が広がってきていることを実感しています。
今回のテーマは『カウンセリングに活かすNLP』で、全15時間、5単元のカリキュラムです。
今週はその前半の講座です。
クライアントの利き感覚の探り方をはじめ、ワークでは、傾聴につながる質問法などもします。
NLPの『メタモデル』を『傾聴のスキルと捉えて使う質問技法』と伝えました。
『傾聴』は、きちんと耳を傾けてクライアントの言いたいことをしっかり受け止めて聴く、ということです。
相手の感情も、今言っている事の更に奥にある本当に言いたい事も聴く必要があります。
ただうなずいてあいづちを打つだけでは、もちろん『聴く』ことなどできないでしょう。
具体的に、また、なにか自分の制限を作っているものがあれば、それも取り除いて広げていく必要があるでしょう。
それをしていくには、クライアントを肯定的に受け止めると共に言葉の削除・歪曲・一般化を埋め、且つ広げていく質問が欠かせません。
そう簡単に出来る事ではなく、実際は少々の戸惑いもあったようですが、カウンセラーという仕事の意味と役割を考えていくと、一つ一つの技法をしっかり身につけ、クライアントの満足・解決策につなげていこうという意欲と意思が必要でしょう。
明日からの、自身のカウンセリングに活かしていく、何か、気づきと確信を得てもらうことができていたら、嬉しいです!
2011.10.19