社会人の人材力アップの研修を提案するブロッサムとして、そして、それを伝える講師として、ちょっとマジに気持ちを伝えていくブログです。
そもそもの会社設立のきっかけと動機は【人は教育・指導次第で会社の戦力になる】と考えていたからです。
昭和30年代生まれの女子として、私は「普通の女の子」から「キャリアウーマン」に変化することができました。
ヘッドハンティング的な転職も経験し、上司として部下を育て、最終的には起業です。
これは単に「時代がそうした」だけではなく、それぞれの職場で人として、ビジネスパーソンとして、そして上司・リーダーとしての教育を受けたことが大きかったと振り返ります。
その経験から、【人は教育・指導次第で会社の戦力になる】と考えました。
その教育が良いものであればあるほど、人は健やかに成長すると考えていました。
だから、「教育サービス業」を生業としたのです。
研修のプログラムは概ね定型だと思っています。
それをどう伝えるのか、それは講師次第なのです。
ただの高卒の普通の女子である私は、学歴がないことがコンプレックスですが、その分、取れる資格・国際的な資格の勉強を貪欲にしたつもりです。
それは、自分の教える分野の事を、より多くの知識と経験と情熱と、そして自信を持って教えたかったからです。
それにこだわり、その軸をもって、18年間仕事ができました。
コロナになり、対面の研修がオンラインになり、社員研修の機会自体が激減し、私のどこかで
『もう社員研修というもののニーズが無くなってきているのかも』とか
『私の考えている“熱さ”は今の若手の社員にはウザいだけなのかもしれない』とか、考えるようになっています。
「井島先生」と呼ばれるのが当たり前だったのに、最近は「井島さん」と呼ばれます。
そんな軽い存在なのだと、自虐してしまいます(笑)
担当者が「井島先生」とわざわざ紹介しているのに、わざわざ「井島さん」と呼ぶんだ~と思うと、それくらいの関係として考えていないで、受講しているということだ・・・といろいろ裏読みしてしまうものです(笑)
最近は誰でもが講師に慣れる時代。
原稿を読む能力さえあれば、特にオンラインの研修は、スムーズの進むのかもしれません。
世の中の「キーワード」がわからなくなりそうでした。
でも、こんな不確実な時代だからこそ、自分のこだわりを貫こうと、改めて考えています。
大手の研修会社ではできないこと。
若い大卒の講師ではできないこと。
そう、ブロッサムと井島恵子にしかできないことを大事に貫きたいと思います。
研修は受講すればいいというものでは無いのです。
講師の想いと研修の目的を踏まえ、自分なりに考えて理解して、プラスにする必要があります。
だから目的が明確で、知識や情報があり人間力のある講師から学ぶと、効果が違います。
本当に必要で価値のあるものは滅びないはず。
そう信じて、目の前の人の成長を願って、自分の仕事をしていきたいと考えています。
人と人が影響し合い、そこに新たな気づきがあり良い影響がある。
感情や気持ちの交換を大切に思えることが人と人との交流であり、研修でもある。
入社した時には既に店直サイトに登録している。
常に「やめてもっといい会社」を目指す若手の社員がいる。
違う、と思う。
そこに抵抗してみたい。