BLOSSOM通信

熱い想いをカタチに

一年に2回、定期的に研修を依頼していただく企業があります。
もう今年で、丸4年以上のお付き合いです。毎回楽しく仕事をさせていただいております。
 
その企業は、有限会社クリンアイデアル様で、クリーニングはもちろん、レンタルユニフォームや色々手広く仕事を楽しんでいる企業、という印象を私は持っています。
そして、山道社長はとても若くて意欲的な社長さんです。

 

研修も、1回2時間弱の講話なのですが、社員の方全員を参加させてくれます。
もちろん、社長も真っ先に参加してくれます。
 
研修が終わると、「みんなの顔が変わるんですよね、いい顔になって」と、目を細めて研修の成果だと言ってくれるのですが、
これは山道社長の熱い想いが社員全体に通じているからこそと、いつも感動しています。
 
お客様に対する挨拶はもちろん、社内の挨拶も笑顔で明るく大きな声で丁寧です。
全員が、本社に来ると、社長を見つけるように挨拶をし、帰るときも順番を作ってきちんと社長や周りに挨拶をして帰ります。
 
当たり前とはいえ、ここまで徹底してできているのは、素晴らしいです。
もちろん社長からの強制ではありません。自主的になのです。
 
企業の『安心』や『信頼』は『社員力』です。
「まさしく~!」と感じさせられます。
 
『社員力』を培っていくには、トップマネジメントの「社員を育てよう」と言う気持ちがなければ、育つものではありません。
ただ人材を置いておくことは誰にでもできますが、「自分の会社になくてはならに人材」を育てるにはそれ相当の覚悟と粘りと、熱い想いが不可欠です。
 
今年も、第1回目を1月19日に、させて頂きました。
今回は「チームワーク」をテーマに話しをしました。
私は小難しい話は好きではないので、私でも分かるような分かりやすい言葉で皆さんに伝えるようにしています。
 
1回に揃うのが大体20~30名でしょうか。
受付、工場、営業、集配と色々な役割の方が集まるのですが、皆さん、にこやかな顔で、いきいきとリアクションをしてくれます。
実は私は昨日から、風邪のため声がはるな愛のようなオカマっぽい声になっていたのですが、皆さんのノリにつられて、
「だんだん声がでてましたよ!さすがですね」と良い解釈をされるほど、私のノリも上昇させてもらいました。(笑)
 
そして、山道社長は、ブログを拝見しても伝わってくるのですが、「こんなのあれば便利だよね~」という物や事をいつも考えている方です。
 
今注目の北海道米を使ったエコな洗濯糊「米スターチ」は、山道社長の発案による物です。
 
「今、肌の弱い方が増えているんですよ。クリーニングでも「のり無しで」というお客様が多いです。実は自分もそうだったのですが、首周りなどが赤くなる、かぶれるという人が多いという背景があったんですね。そこで、肌にやさしい洗濯のりが欲しいという希望もあったのです」とインタビュ等で語っていらっしゃいますが、
最初はそれをご自分の会社で開発しようとし、そのあとはジェルデザインというベンチャー企業に、アポなし飛込みで通いツメ、相手を説得し共同開発、そして商品化へと進めて行ったそうです。
 
熱い想いはどんな壁をも越えてしまうのでしょうか。
すごいなあと感動です。
文字にしてしまえば、たったの1行ですが、それはそれは毎日ガッツで通ったのだそうです。
 
ま、本当に、社員に対しても、会社・商品に対しても、そしてお客様に対しても、熱い熱い想いを持っている山道社長です!!
 
私も、今実現したい『こんなのあったら良いのに~』があるので、山道社長の武勇伝をあらためて聞かせてもらったところです。
私も、必ず想いをカタチにしていこうと思います。
 
是非、山道社長の想いを、皆さんもここからどうぞ。
www.aidearu.net/maistarch/maistarch01.html

最後に、「現状維持は退歩なり」と言われています。
進化し続ける企業づくりは全社員の総力を結集して、実現していかねばなりません。
その基(もと)は「企業は人なり」です。
要は人的財産をどれだけ育て・生かして、経営活動に活用していけるかどうかです。
成長し続ける「安心・信頼」企業に様々な形の社員教育は欠かせないと思っています。
2012.1.20