BLOSSOM通信

“夢”を持つ!

ゲーテはかつてこう言いました。
「夢に見ることが出来るのなら、始めなさい。人の夢には魔法の力がある」
 
深い一言ですが、
人は夢があるから、朝起きて、新しい一日を始めようという気になると言います。
“夢をみる”ということは“生きる事”なのですよ!
 
さて、
私はコンサルタントとして、クライアントには、「とにかくゴールを明確にしよう!」と言います。
何を始めるにしても、考えを行動に移していくためには、ゴール・目標があると無いでは大きな違いが生まれます。
そう、ゴール=成功への道と捉えてもらいます。
勿論、そうするためにはゴールに至るオペレーション(手法)が必要不可欠でもありますが。
 
私の学ぶNLP(神経言語プログラミング)では“望ましいゴール”なる物があり、私はこの“望ましいゴール”の捉え方が大好きで、積極的に研修でも使っています。
    
“望ましいゴール”とは、「字で書いた目標」ではなく、「ゴールに立った自分を、五感でありありと描く」ことで、“夢”と重ね合わせることができます。
 
五感(視覚・聴覚・体感覚等)で描く自分・・・いつ、どんな場所で、どんな人たちと、どんな表情で、どんな感覚、感情でいるのか。聞こえてくる人の話や、音はあるのか・・・“ビジョン”と言い換える事が出来るでしょう。
 
『夢は叶わないから“夢”』などとも言いますが・・・。
それでも、人は壮大な夢を見て、空を飛び、宇宙にまで行くことが出来た現実がありますね。
 
もしかしたら、私たちは、ついつい“叶える事”に焦点を当て、“叶えられる夢”を描こうとしているのではないでしょうか。
“叶えられる夢”である事を前提にして、自分の夢に制限を加えている事は無いでしょうか。
 
無邪気な子供のように、夢に向かって心を躍らせること・・・それは、何より真剣に自分の夢に向かい合うことでした。
真剣だから、ありえないことをあたかもありえるように考える事ができ、一生懸命で楽しかった記憶があります。
 
夢は「どうやって叶えるか」ではなく、「自分が何を望んでいるか」が分かれば良い、といいます。
最初のうちはどうやって達成するかを惑う事は無く、ひたすら、何を望むかが大切なのです。
強く望めば、きっとそこに向かうための、たどり着くための、道が見えてくるのでしょう。
 
それくらい、のめりこめる夢があると、本当に楽しいでしょうね。ワクワク、ドキドキしてきます。
エジソンやライト兄弟のように。
 
実は、これはゴール設定の重要ポイントの一つでもあります。
目標を達成するには、ポジティブに、強く、思い描く事がポイントになるのです。
 
1960年、ジョン・F・ケネディ大統領は、60年代が終わるまでに人類を月へ送ることを夢見みました。
そして1969年7月、N・アームストロングが月面を歩いた最初の人類になりました。
 
ケネディ大統領が目標を決めた時点では、誰も、どうやって達成するかがわかってはいなかったはずです!
これって、すごくワクワクしませんか?
 
さあ、あなたの“夢”は何でしょう?
あなたの“夢の魔法の力”で、人生を楽しく!!
2011.2.10