BLOSSOM通信

センチメンタルな春気分

日本の美しい四季は、気温や状況の変化に対応するヒトからすると、結構厳しい一面もあるといいます。
特に、春になりかけのこの時期は、春になりそうで、また冬の寒さに戻ったり・・・と、ヒトの脳や身体が順応しにくいのだそうです。
プチ憂鬱になることもあるとか。
 
私も日照時間の短い、そして雪の多い冬は、どちらかというと嫌いです。
私の憂鬱のモトです。
活動も気持ちも制限されてしまうようで・・・、春の訪れを待ち焦がれています。
 
そう、そんな冬嫌いの私は、この時季、“憂鬱”というより“センチメンタルな乙女気分”になるんですねえ。
雪と寒さに閉ざされてしまったようで、なんだか寂しい気持ちになってしまうんです。
 
赤い暑い太陽の季節は、非常に前向きに、果敢に物事を捉えチャレンジする気持ちが生まれるのですが、
灰色で重苦しい雪空の下では、思考回路が逆回転しそうです。
仕事中は、強い意識と気持ちで授業やセミナーをリードしてるんですけどね、プライベートでは
『泣ける歌が、なんて多いんだろう~』なんて、気持ちハ~ラハラ~です。
 
そんな最近、『断捨離』という言葉を耳にしました。
断捨離とは、要するに「必要なモノを絞り込むマインド」を、植え付ける作業だとか。
 
具体的には、モノと自分が今、アクティブな関係にあるかどうかを問い、取捨選択していく作業なのです。ここで大事なのが、「時間軸は今、重要軸は私」という視点。その軸をはっきりさせるからこそ、何を捨て、何を残すかという選択基準が自ずと生まれてくるというのが断捨離の考え方。
 
そう、でもその意識を涵養(かんよう)するのはなかなか難しいのです。モノへの執着というのは、多かれ少なかれ誰もが持っていて、大抵の人が、「過去執着」「現実逃避」「未来不安」の要素を持っているものです。
そこをはっきり自己認識していくことが、断捨離の第一歩になるといいます。
 
どうでしょう?
まるで冬から春に移行する、そんな感じ・気分と、似ている気がしませんか?
 
去年の春からすっと貯めていた、積み重ねて貯まってしまった日常を、春のスタートに合わせて、大掃除しよう!みたいな~!
両手いっぱいになって肩にも腰にも負担になってきはじめている、色々なコトを、少し整理したらよいのかもしれませんね。
 
つい寒くて外に出るのが、億劫に感じれる今だからこそ、モノと自分が今、アクティブな関係にあるかどうかを問い、取捨選択していく作業ができそうです。
「時間軸は今、重要軸は私」を考えて整理できる時間を、あえて持てるのが、今の季節なのかも・・・ですね。
 
 “憂鬱”というか私のセンチメンタル乙女症候群は、断捨離でいうところの「過去執着」「現実逃避」「未来不安」にはまっているからでしょう。
自分で、そんな落とし穴を作って、自ら足を深くいれることをしているのかも知れないですね。
 
春に向けて、気持ちすっきりでスタートできるよう、心と身の回りの整理整頓をして見ましょうか。
 
そして・・・
春のスタートのために、私は来週3月6日から、NLPのトレーナーセミナーを受講してきます。
オーランドで、創始者のリチャード・バンドラー直々のセミナーを受講します。
私の中の、小さな芽が、ほころぶように、たくさんのものを吸収してきます!
では、行ってまいります!!
2011.3.5