生きていく上で、ゴールや目標・目的を持つことは、必要であり、重要なことだ。私が学んだNLPでも、そして様々な『生き方』を説く書物でも、講話でも、ゴールの大切さは当たり前の如く伝えられている。
私は、自分がそのゴールのあり方や重要性を伝える役割を自らしていることもあって、変な話だが周期的に自分のゴールを確かめて、認識するように心掛けている。
一心不乱に黙々と進めたら良いが、実際には、ふらふらと足元がおぼつかなくなることがある。
情報過多で混乱してしまうこともある。
人のアドバイスや助言が、更に自分を不安に駆り立ててしまうことも少なくない。
そんなふうに、今、悩み始めた知り合いがいる。
久しぶりに私 と会って、久しぶりに互いの近況報告を聞き合ううちに、
「よしっ、これで行くんだ!」と“決めていたこと”が急にぐらついたのもしれない。
もしかしたら、“決めていたこと”は、自身に少し無理をさせて“決めなければならないように感じていたこと”ではないだろうか。
おそらく、かなり頭を使って真剣に“考えた”事だろう。
その人は、
「自分がどうしたかったのか分からなくなったので、またしっかり考えてみる」と言う。
私は…
悩んだ時は、考えるより、心のままに一致感を捉えてみることを、伝えた。
考えることは、意識下で起こる。
場合によっては、頭のなかから引っ張り出した“結果”でしかないときもある。
そうすると、心がついてこないので違和感が生じる。
違和感は、上手くいかないと、自分を責めたり、相手や周囲を攻めてしまうこともある。
だから、すごーく困ったり、悩んだ時は、
敢えて考えることを止めてみるのもいい。
自分の心のままに、心身の一致感を優先する。
理由は要らない。
そうしたいから、そうするだけ。
なんか、そのほうが良いみたいだから、そうしてみる。
本当にどうしょうもないと感じた時には、かなりのパワーになります!
人の、『無意識』の為せる技なのです。
私の大切な人の、力強い前進を願っている、今日です。