マナー豆知識

インターンシップ参加のポイントとビジネスマナー

この時期は大学でマナー講座をさせて頂いています。

就職活動に向け、またインターンシップに向け、
学生の皆さんに“ビジネスマナーに自信をつけて欲しい”と思います。

私のような既にビジネスパーソンとなって久しいと、
「そんなことは当然!!」というビジネスマナーも、、

学生・大学という環境の中に居ると、

「へえ、そうなんだぁ・・・!」となることが多いものです。
だから、その「へえ、そうなんだぁ・・・」を「そういうことですね!」にしてもらいたい。

頭でわかっていると認識していることを、行動に出来ることが、
「ビジネスマナー」なのです。

と言うことで、マナー研修では、本当に当たり前の、“基本”を教えます。

◆挨拶は自分から、相手に目と体を向けて言う

◆お辞儀は、背中を丸めず、上半身をきれいに傾ける

◆電話応対では復唱や挨拶・相づちを入れて、“聞いている事”も伝える

◆クッション言葉を使って、自分の気持も会話の中に入れていく

◆お客様をご案内する時は、自分が先導する

まだまだありますが・・・。

全てには意図があり、それを意識して行動に移すことでビジネスマナーとなります。

マナー講座に参加する学生さんも多い時期です。
教わったことは、すぐに実践!!!これを意識してください。

ビジネスマナーは「言われたらできる」のではなく「自然に当たり前にできる!」が大事。

ローマは1日にしてならず!ということです。

そして、夏に向けてインターンシップも始まります。
それでは、どんな気持ちで向かうとよいでしょう。
ポイントは2つ。

1.学生ではなく社会人であるという自覚を持つ
2.積極的に学ぶ

言い換えれば、他人事ではなく、当事者意識を持つ、ということです。

どうせ、〇〇だから・・・と、傍観者になっていてはだめだということ。
どうせ、〇〇だから・・・と、やらない理由を考えてはダメだということです。

インターンシップは1日から1週間が平均だそうです。
1日のインターンシップが最も人気と言われています。
1日では、会社訪問と変わらない気がします。
とはいえ、企業側もインターンシップに割く時間がなかなか取れない現実もあります。

そのような短期のインターンシップで、
企業側は仕事・業務を一から教えることはできません。
それでもその中で、“仕事とは”“働くとは”を感じとりたい、のがインターンシップです。

重要なのは、感じ取る部分を明確にしておくことです。
自分のビジネスマナーが通用するのか、過不足が無いのかを、
試して、フィードバックするのがインターンシップと考えてみませんか?

それを実践するには
『社会人であるという自覚と意識を持ち、積極的に現場を学ぶ』ことです。

実際に就業して「考えていたのと違う!」というギャップやミスマッチを減らすためにも、
インターンシップをどう活用するか、は大きなカギとなります。
ギャップの多くは、企業側に問題があるというより、
自分の中の問題の方が大きいです。
気が付けたら、本番の就職にいかすことが可能です。

内定率の向上や売り手市場と言う言葉も聞きますが、
内定企業が決まることは、スタートラインでしかありません。
その先の自分の姿も把握できるよう、インターンシップを効果的に活用してみましょう。

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